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スマホで複数の電話番号を使いたい時、スマホに番号を増やす

2025.07.10

複数の拠点の電話番号や、サービスを多く運営している方で、1台のスマホでいくつもの着信を受け付けたい場合があります。スマホで複数の電話番号を使う方法を解説します。

デュアルSIM、eSIMを使って回線を増やす

スマホに電話番号を追加する時は、SIMを追加する方法があります。(090や080の携帯電話番号)電話がかかってきたときは、かけてきた相手の電話番号がスマホに表示されます。

どちらかの電話番号に電話がかかってきた場合、自動で回線を切り替えて着信できます。着信はどちらの回線への着信かが表示されます。 ただし、一方の回線で 通話している間、もう一方の回線はネットワークから一時的に切断されます。

デュアルSIM

デュアル(dual)SIMとは:スマホのSIMスロットに、2枚目のSIMを物理的に入れて使用する方法です。スマホのSIMスロットが2枚目に対応している必要があります。

会社用とプライベートの電話番号を分けたり、異なるキャリアのSIMを使用して通信障害対策をする場合もあります。 また、海外に行った時に海外のSIMをデュアルSIMスロットに入れて使用する事もできます。スロットの数によりますが基本的に2枚のSIMを使用できますので、1つ電話番号を追加して2つまで使用できます。

eSIM

eSIM (embedded SIM) とは:端末に内蔵されたSIMのことです。物理的なSIMカードの代わりに、オンラインで契約手続きを行い、遠隔で回線情報をスマホに書き込むことで利用できます。eSIMに対応した端末が必要です。

eSIMは、契約者名義1つにつき、音声通話とデータ専用をそれぞれ最大5回線まで契約できます。ただし、同時に利用できるのは1回線のみです。iPhone 13以降の機種では、eSIMを2回線同時利用(デュアルeSIM)できる機能が追加されました。
また、機種変更や端末の破損時の再発行手数料が初期費用と同等にかかるデメリットがあります。

りもふぉんを使って回線を増やす

りもふぉんは、クラウド型のIP電話サービスです。WEB上の会員専用ページから、回線を追加し使用します。(050番号)

りもふぉんは、クラウド上の050番号への着信をスマホに転送させて使用します。このため通話機能のある携帯電話なら、機種を問わず使用することができ、着信時は050番号からの着信と表示されます。クラウド上の回線をスマホへ転送させるので、いくつもの電話番号を1台のスマホで受付することができます。

また、それぞれの電話番号ごとに異なる自動応答メッセージや留守番電話を設定することができ、複数転送(10人まで)を行う事もできます。着信履歴を回線事に確認することが出来、着信ごとにメモを入れる事も可能です。

複数の電話番号をスマホで使う時のまとめ一覧

それぞれ必要な回線数や機能をご確認の上、回線追加の方法をご検討ください。

りもふぉん デュアルSIM eSIM
回線数 制限なし 2 音声通話、データ専用でそれぞれ5回線まで
電話番号 050型の固定電話番号 090や080の携帯電話番号 090や080の携帯電話番号
端末 スマホ、ガラケー、PHS、固定電話 対応スマホが必要 対応スマホが必要
ナンバーディスプレイ 050で表示 かけて来た人の番号 かけて来た人の番号
着信履歴 番号ごとに確認できる(PC/スマホ) すべての着信がひとつの着信履歴に(スマホ) すべての着信がひとつの着信履歴に(スマホ)
時間外応答 × ×
留守電 それぞれの回線毎に設定できる キャリアの留守番電話サービス キャリアの留守番電話サービス
複数人で使用 × ×
初期費用 0円 3300~7000円程度 3300円程度(1回線につき)
通信料 発着信にそれぞれ課金 発信のみ課金 発信のみ課金
月額費用(1回線につき) 980円~ 600~3000円程度 1000~3000円程度

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